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レストランや居酒屋で、初めて男性とふたりで会う場合など、横に並んで座るというのは、キャバクラ嬢ではないのですから、なかなか恥ずかしいのと、何か下心があるように思われて、できないものです。 恋愛初期では、とてもそんなことはできませんが、二人の親密度がすこし高まった恋愛の中期段階からは、積極的に彼の横に座るようにしましょう。 普通の場合ですと、喫茶店などでは、真正面に座ることが多いのですが、本来、この真正面というのは、人間関係を深める座り方とはいえず、敵対関係になりやすい座り方なのです。 最近の若い人はマージャンをする人は少なくなりましたが、ふつうマージャン卓には東西南北(とん・なん・しゃー・ぺい)という位置関係があって、「東」の位置が決まりますと、左側に「南」の人が座り、真正面には「西」の人が座り、右隣に「北」の人が座るようになっています。 そうしますと、どの位置に座る人も真正面に座る人は、方角としては正反対の方角になりますが、このような正反対の位置関係は、自然と敵対関係になりやすく、好意的な感情を抱きにくいのです。 アメリカの大学の実験データでも、真正面に座った女性を無意識的にキライになり、隣に座った女性を好ましく感じるという報告がなされています。 ですから、男性に気に入られたいのなら、彼の隣に座ることを心がけ、できるだけ真正面には座らないようにしましょう。 余談ですが、この原理は、商談関係でも応用でき、セールスマンのベストポジションというのがあります。 セールスマンが、最後の大詰めがきて契約をいよいよ成立させようと思うときには、間違っても、相手の正面に向かい合って座ってはダメだということです。 さらに、横に並んで座るのがいいのです。それもお客の右側がよいのです。 なぜなら、お客の利き腕のほうに座ることになるため、何かあったときにも、すぐに対応できるので、お客が安心するのです。利き腕が左の場合には、左側に座れば良いでしょう。 いずれにしても、やはり気をつけなければいけないのは、商談などの話をするとき、初対面やまだ親密度が低いうちは、並んで座るのはかえって警戒心を持たせてしまうのでよくありません。 |
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