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人間は、重要な選択になるほど感情が支配しているものであり、「うっとうしい」「好き」「嫌い」「気持ち悪い」「カッコいい」「良い」「悪い」「妬み」「怨み」「怒り」「悲しい」「寂しい」などで、すべてが決定されているのです。 ですから、人間の幸不幸が感情の積み重ねで起きているのであれば、わたしたちが幸福になるためにしなければならないのは、幸福になるプラスの感情を多く持つように努力するしかないのです。 プラスの感情とは、「優しさ」「慈しみ」「愛情」「協調」「思いやり」「楽しい」「嬉しい」「感謝する」という気持ちです。 昔から「人間は感情の動物である」といわれていますが、まさにその通りです。 あなたが男性を好きになるのは、けっして理性的に判断しているのではなく、見た瞬間で決まっているのではないですか。スタイルがいいとか、顔がイケメンであるとか。 そして、「チビ」、「ハゲ」、「デブ」が嫌いであるのも、理屈ではなく、感情的に許せないからではないですか。 人が好きになったり嫌いになったりするのは、理性や理屈ではなく、感情が支配しているのです。これは恋愛だけでなく、人生全般にわたって支配されているものです。 たとえば、会社の人事になどでも、好業績を挙げているからといって、必ずしも、高評価されるわけではなく、やはり人事当局の好き嫌いが反映されているのです。 現在、日本も中国や韓国と領土問題を抱えていますが、やはり「好きな国」、「嫌いな国」は、理性的に判断しているのではなく、感情で判断しているのです。 別に感情で判断するのが悪いわけでは決してありませんが、この感情で動く限り、人間の運勢とか運命は変えられないということです。 人間の運命や本質は、その感情によって形作られているものであり、その感情を制御して理性的に判断して行動すれば、運命も変えられる可能性はあるのですが、感情そのものが人間の本質を構成していますので、運命を変えることは不可能に近いものがあります。 したがって、運命を変えるカギが自分の中にあるにもかかわらず、ほとんどの人は運命を変えることができないのです。 「私は物事を感情ではなく、論理で決定している」と信じている人がいますが、それは始めに選択すべきものを感情的に決めているものであり、その感情を正当化するために論理を付け足しているだけなのです。 |
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