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女性を口説いて一気に落として最後までしてしまおうというのは、陰陽の原則から言えば、無理があります。 女性との体の触れ合いはあくまで自然体から出発するのが良く、お互いに共通した話題で盛り上がりながら、肩にさりげなく触れてみたりするのです。女性も自然な雰囲気でそうなったと思い、抵抗が少ないでしょう。 ★このようにして、肩から手、そして、腰に手を回すなど、一歩ずつプロセスを踏んで、前に進めるのがコツです。 人の性格を「気質」と言うことがありますが、「気」とは空気のようなものをあらわし雰囲気であり、「質」というのは、実質ということで形が目に見えて存在が確認できるものを指しています。 この気質を「男」と「女」で言えば、「男」は「気」で象徴され、「女」は「質」で象徴されます。 これからいくと、男は「気」ですから、空気とか気圧などの言葉に「気」が使われているように、目には見えないけれども、常にひとつのところにじっとせず、常に変化変動している状態を指しており、男の本性でもあります。 一方、女は「質」ですから、実質といわれるように、目に見える形で存在し、形があって子どもを産んで育てたりする作用があります。あるいは大地を指すこともあり、すべての生命はこの大地から生まれたものであり、すべての生命を育む働きがあり、これが女性の本質ともなっています。 女性は「質」であり、生命を育む役割があり、一本の木を育てようと思えば、太陽の光をしっかり浴びる大地に苗木を植え、それから肥料や剪定、そして水遣りも欠かさずやることによって、初めて苗木が徐々に育ち、そして巌も砕く大木に育つわけですから、女性を落とすためには、丁寧なプロセスを踏まなければいけないのです。 ★ですから、女性というのは、男との関係を一気に飛躍させることは、生理的に受け入れにくいのです。 女性があとで、じっくり考えて、すべてのプロセスに間違いがないかどうかを本能的にチェックし、納得できなければ、二人の仲は破綻するとか、危機を迎えることになるのです。 |
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