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「つき合ってください」で恋は始まるのか 男と女の恋愛関係は、男から「つき合ってください」と宣言がなければ、カラダを許してはダメなどと言われることがあります。 本当にそうでしょうか。 ある男性が、好きな彼女と美術館へ行ったり、食事に行ったりして、デートを重ねているのに、いざ「つき合ってください」と言おうとしたら、緊張してしまって声が出ないと悩んでいるケースがあるようです。 果たして、「好きだから、つき合ってください」などと言う必要があるのでしょうか。 すでにデートを重ねているということは、つき合いは、もう始まっているのです。 そして、彼女もあなたの誘いに何回も応じているのであれば、今さら、何のために「つき合ってください」と言う必要があるでしょう。 ふつうつき合いというのは、二人でしゃべったり、お茶を飲んだり、映画を見たり、あるいは、ホテルに行ったりする行為をひっくるめて指すものです。 要するに、彼らは自信がないことを表明しているようなもので、不安なのです。「つき合ってください」というお墨付きが必要なのです。 そうして、そのお墨付きが得られたら、恋愛の次のステップに進めるものと思っているのです。 最近の若い男たちは、お茶や食事はいっしょにできても、次の段階の恋愛に進もうとすると、自信がないため、この言葉を受け入れてもらって始めてキスができると思っているのです。 本来、男と女の恋愛というのは、まずお茶に誘って語らい、少し脈があるなと感じたら、次は食事に誘うのです。さらに、相手の反応をじっくり観察することと、言うに言われぬ微妙な男女の駆け引きをしながら、ホテルにまでこぎつけるのです。 男は黙って、二人だけの時間を作り、相手の表情や言葉などから徐々に距離を縮めていくのが恋愛の進め方で、ちょっと不安を感じながらも肩を抱き寄せ、キスを受け入れてもらい、最後の一線へと進んでいく。そんなプロセスを楽しむのが大人の恋なのです。 恋で傷つくのはたしかにつらいことですが、傷つく前に保険をかけておくようなアプローチでは、せっかくの恋も味がなくなるでしょう。 |
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