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最近、「草食系」という言葉をよく耳にしますが、要は、恋愛には縁があるのに、性欲があまりない男子のことのようです。 なかには自ら好んで、この「草食系」という言葉を使っている男もいるようですが、女性の間では、絶大な人気があるようです。 恋愛も含め、何事に対しても積極的でどんどん前に出ていく「肉食系男子」とは反対に、グループの中でも特に目立つことはなく、優しくおっとりとした雰囲気でその場の雰囲気を良くしてくれますが、奥手で内気で、自分の本音を出すことができない。 もちろん女性が強くなったのも事実ですが、やはり男が弱くなってしまったのか。 「ボク、草食系だから・・・」といえば、女性のほうも、「しょうがないわねえ」と、妙にこの言葉を寛容に受け入れてくれます。 しかし、どんな男でも、心の奥底には野生の狩人精神が潜んでいるので、男性自身にとって、自ら「草食系」という言葉を多用するのは、自分の欲望や本能、願いや思いをすべてそのひと言で封印してしまうため、根本的には何も解決されません。 その結果、ストレスがカラダの中にだんだんと溜まっていき、最後に臨界点を突破すると、衝動的な行動に出たり、相手の女性を傷つけるなどして、犯罪行為に及ぶことがあります。逆に内に向かえば、うつなどの症状も心配になる。 ですから、女性とうまくコミュニケーションできない、思ったことをうまく伝えられないのはしかたがないとしても、自分を納得させるための手段としか思えないようなひと言に逃げるのは男として絶対にやってはいけないことです。 好きな女性を射止めたいと思っている男なら、せっかく女性が作ってくれた、この「草食系」という言葉を大いに活用して利用すべきです。 もし、合コンや仲間との飲み会などで、お酒を飲む機会があれば、このセリフを意図的に使って、「オレ、草食系だから」と言ってみよう。 女性もこのひと言で警戒心が薄れ、安心してあなたとの会話を楽しむかもしれないし、必要以上に心を開いてくるかもしれません。羽目を外しても安心だと思うようになるかもしれない。 このときが、勝負です。 「羊の皮をかぶったオオカミ」のように、最初は「草食系」と見せかけて、あとはあらゆるテクニックを駆使して、口説き落とすのです。 そのとき、あなたは「草食系」から「早食系」の男になるのです。 |
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